は、進化論克服を目指して草の根運動を行っており、会員向けに漫画を発行しています。今回掲載される英語版は、GCODEの趣旨に賛同した、私たちアメリカの有志が制作したものです。ラスベガストリビューン紙を通して、この漫画シリーズをアメリカの読者の皆様にお見せできることを光栄に思います。
なぜ進化論を克服する必要があるのでしょうか。進化論は私たち人類文明に悪をはびこらせる主要な病根になっているからです。なぜ病根なのか。科学を偽装して「人間は偶然の産物」「人間の究極の祖先は物質(分子)」「生存闘争によって進化してきたし、今も生存闘争によって進化している」という思想によって、私たちの命と愛の根源者、神を追い出し
、神の愛が見えないようにしているからです。
歴史を振り返れば、進化論はホロコーストという残酷な犯罪に思想的根拠を与えました。東西冷戦時代にはマルクス主義、共産主義の元で無数の人々が虐殺されましたが、マルクス主義、共産主義を下支えしているのが進化論です。
しかし、このような悲劇について根本的な反省もされず、進化論による文明支配は強まりました。何世代にもわたって進化論は害毒をもたらし続け、人類の道徳的危機を招いているのです。アメリカにおいても児童虐待、トランスジェンダー、包括的性教育、自殺、精神病、人種差別、格差など問題が深刻化していますが、問題の根っこにある進化論を克服することこそ優先すべきことだと考えます。
ですが、進化論は科学と教育で支配的なため、児童書、テレビ、ユーチューブ、ネットフリックスなどでは進化論を一方的に教える内容が洪水のようにもたらされています。
まだ成長過程にあり、判断力の弱い子供がこのような間違った情報にさらされ続けるようにすることは、子供の周りに、毒入りケーキを置いたり、おもちゃとともに銃を置いておくようなものです。オーストラリアで16歳未満にSNSを禁止する法律ができたことは歓迎すべきことですが、問題はコンテンツです。進化論の害毒に子供たちがさらされている状況に多くの人は気づいていないのです。
今回の漫画についてですが、日本でベストセラーになっている児童書は「生き物は、偶然が重なって進化してきたのでざんねんな感じになっているものが多い。人間もざんねん」と書いています。実は、このような見方はダーウィンに由来するものです。生き物は偶然が積み重なって進化してきたざんねんな存在ではなく、神が人間に感動と喜びを与え、人間を愛するために創造した贈り物です。生き物や自然、宇宙には138億年かけて投入した神の愛が込められているのです。
この漫画を通して、お子様だけでなく、大人もこのような神の愛に触れ、感動していただければ幸いです。漫画はGCODEの運動の一部ですが、これを通して、進化論克服の重要性を理解していただけたらありがたいです。